取手幼稚園では週に一回、子ども礼拝を行っています。また、月に1回、園だよりを発行しています。ここでは、毎週の子ども礼拝と、毎月の園だよりの、園長から子どもたちへのメッセージを掲載しています。
酷暑と言われるほどの夏がやっと終わりに近づいてきたのでしょうか。外遊びができないほどの暑さからはここ2~3日解放され、子ども達が園庭で走り回る姿が見られます。見ているだけで心和む光景です。園庭にはいろんな生き物たちが顔を出します。トンボにバッタにキリギリス、カナヘビやヤモリ、どこから来たのかアマガエルがしばらく住みついています。最初はその小さな仲間たちの出現に喜んだり驚いたりして何とか捕まえようとしていた子ども達ですが、最近はちゃんと共存していくことを学んできたようです。「一緒に同じ時を過ごす」って大切ですね。季節の移り変わりは気持ちも新たにされます。少しずつですが夕方は涼しい風が吹き、秋の虫たちの声が聞こえてきます。心を研ぎ澄まし、小さな自然の音に耳を傾ける時を大切に過ごしたいと思います。そして子どもたちは汗をかき、砂や泥で手や顔を汚しながら今日も全身で、面白いことを探すのに夢中です。
《園長 小林路津子》