取手幼稚園では週に一回、子ども礼拝を行っています。また、月に1回、園だよりを発行しています。ここでは、毎週の子ども礼拝と、毎月の園だよりの、園長から子どもたちへのメッセージを掲載しています。
風爽やかな5月です。ここのところ雨が多いので、子どもたちは晴れている時間にはここぞとばかりに外遊びを楽しみます。5月の、更には雨上がりの園庭には魅力がたくさん。
虫たちが、草花が、雲が、風が動き出します。「わあ、なんだろう」という発見のわくわく、「どうなるのかな」という試しのドキドキ、そして自分でやってみたという達成感。これらは子どもの育ちに大切な体験です。
私たち大人は子どもたちと関わるとき、その大切な瞬間を摘んでしまっていないかを気を付けていたいものです。「せんせい!みてみて!」と自分の発見を教えに来てくれる時の子どもたちの目は、言葉では言い表せない程にキラキラと輝いています。その瞬間が私にとっての幸せでもあります。大人になって忘れてしまった感動を幼稚園の子どもたちがいつも思い出させてくれるのです。
子どもたちが水たまりに手や足を伸ばそうとしている時、一緒に水たまりをのぞいてみると素敵な発見があるかもしれませんね。 《園長 小林路津子》