学校法人愛隣学園 取手幼稚園

 取手幼稚園では週に一回、子ども礼拝を行っています。また、月に1回、園だよりを発行しています。ここでは、毎週の子ども礼拝と、毎月の園だよりの、園長から子どもたちへのメッセージを掲載しています。

園長のおはなし

9月の「園だより」から

 靴を一人で履こうとしている1歳の子。なかなかうまく履けません。あれこれと試行錯誤しながらなんとかしようと頑張ります。そのような時、保育者はできるだけ口も手も出さないよう見守ります。この時「思考力」が芽生えているからです。上手に靴が履けたとき、達成感が喜びとなり自信へとつながっていくのでしょう。履けなかったときは、靴や足を差し出したり泣いたり怒ったりして「やって」を主張します。それもまた生きていく上では大切なことですよね。一つのことを達成したときに得られる力は、靴が履けるようになったという事だけでなく、他の様々なところでぐんと成長が見られていくことでしょう。大人がその芽を摘んでしまっては本当にもったいないことですね。お友だち同士のトラブルも子どもたちだけで折り合いをつけて解決していることがあります。小さな園で毎日過ごす子どもたちは喧嘩をして「ゆるさない!」と言いながら許したり許されたりして一緒に遊びます。暑い夏が終わろうとしています。秋は楽しいことがいっぱい。心も体も大きく成長することでしょう。

《園長 小林路津子》

ペトロの手紙(1) 5章7節
『思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい』
「園長のおはなし」のバックナンバー

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